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はじめに:会計ソフト選びで確定申告の負担が変わる
フリーランスや個人事業主として独立したら避けて通れないのが確定申告。手書きやExcelで管理していると、年度末に地獄を見ることになる。
私自身、独立初期では実際に両方使ってみたことがあるのだが、経験から言えるのは、どちらも優秀だが、使う人のタイプによって向き不向きがあるということだ。
今回は、マネーフォワードクラウドとfreeeを実際の使用感をもとに徹底比較していく。
まずは両方の無料プランを試してみるのがおすすめだ。どちらも30日間無料で全機能が使えるので、実際に触ってみて判断するのが一番確実。
それぞれの特徴を一言で表すと
マネーフォワードクラウド
経理知識がある程度ある人向け。自由度が高く、細かい設定ができる。
借方・貸方で入力するイメージ。
freee
経理初心者向け。質問形式のガイドで直感的に操作できる。
簿記経験者には独特の UI が逆に分かりづらいこともある。
どちらも「クラウド会計ソフト」として銀行口座やクレジットカードと連携し、自動で取引を取り込んでくれる点は共通している。違いは「使いやすさの方向性」だ。
比較表:5つのポイントで見る違い
| 項目 | マネーフォワードクラウド | freee |
|---|---|---|
| 使いやすさ | ★★★☆☆(経理知識前提) | ★★★★★(初心者でも安心) |
| 料金 | 月払い1,280円〜 一括支払:10,800円/年 (900円/月) | 月払い1,780円〜 一括支払:11,760円/年 (980円/月) |
| 銀行連携数 | 多い | 多い |
| レシート撮影 | 対応 | 対応 |
| サポート | メール・チャット・電話 | メール・チャット・電話 |
| 確定申告書作成 | 自分で確認しながら | 質問に答えるだけ |
マネーフォワードクラウドが向いている人
こんな人におすすめ
- 簿記の知識が多少ある
- 自分で細かくカスタマイズしたい
- 複数の事業を持っている
- 既に個人で家計簿アプリ「マネーフォワードME」を使っている
- 経理処理の自由度を重視したい
実際に使ってみた感想
仕訳の自由度が高く、経理に慣れている人なら直感的に操作できる。私の場合、複数の事業で異なる勘定科目を使い分ける必要があったので、マネーフォワードの柔軟性が助かった。
勘定科目の設定や仕訳ルールの学習機能が優秀で、使い込むほど自動仕訳の精度が上がっていく。「自分好みの会計システム」を作り上げていく感覚が楽しい。
ただし、初心者には「これで合ってるのかな?」と不安になる場面もあるかもしれない。ある程度の簿記知識があることが前提になっている印象だ。
マネーフォワードクラウドの強み
- 柔軟な勘定科目設定:自分で科目を追加・編集できる
- 複数事業の管理:事業ごとに帳簿を分けて管理可能
- 家計簿との連携:マネーフォワードMEと併用すると便利
- 学習機能の精度:使うほど自動仕訳が賢くなる
- 請求書・経費精算も一元管理:関連サービスとの連携がスムーズ
無料で30日間試せるので、まずは触ってみてほしい。自分で細かく設定したい人には間違いなくマネーフォワードが合う。
freeeが向いている人
こんな人におすすめ
- 経理が初めて
- とにかく簡単に確定申告を済ませたい
- 質問形式で教えてほしい
実際に使ってみた感想
「◯◯を購入しましたか?」という質問に答えていくだけで、自動的に仕訳が完成する。経理用語を知らなくても確定申告書が作れるのは大きな強みだ。
初年度の確定申告で不安がある人には、freeeの安心感は絶大。特に「確定申告書作成モード」では、税務署に提出する書類まで質問形式で完成させられる。
スマホアプリの使い勝手も良く、レシート撮影から仕訳登録まで外出先でも完結できる。
freeeの強み
- 圧倒的な初心者フレンドリー:専門用語なしで操作可能
- 質問形式の確定申告:迷わず書類が完成する
- 電話サポート:困ったときに直接聞ける(上位プラン)
- スマホアプリの充実度:外出先でも使いやすい
- 銀行・クレカ連携の提案力:「これは何の支出?」と積極的に聞いてくれる
30日間無料で全機能が使える。経理初心者なら、まずはfreeeを試してみることを強くおすすめする。
実際の運用で差が出るポイント
1. 銀行・クレカ連携の精度
両者とも自動取り込みは優秀だが、アプローチが異なる。
freeeは「これは何の支出ですか?」と聞いてくれる頻度が高く、初心者でも迷わない。取り込んだ取引に対して積極的に質問してくれる印象だ。
マネーフォワードクラウドは学習機能が優秀で、使い込むほど精度が上がる。最初は手動で仕訳を修正する必要があるが、2〜3ヶ月使うとほぼ自動で正確な仕訳が完成するようになる。
2. 確定申告書の作成
freeeは質問に答えるだけ。「医療費控除を受けますか?」「ふるさと納税をしましたか?」といった質問形式で進むので、税務知識がなくても大丈夫だ。
マネーフォワードクラウドは自分で数字を確認しながら進める形。ある程度の税務知識があった方がスムーズに進められる。
料金プランの比較
マネーフォワードクラウド
- パーソナルミニ:月払い1,280円 or 年額10,800円(900円/月)
レシート撮影月15件まで無料。確定申告作成OKなので、副業程度ならこれで十分 - パーソナル:月払い1,680円 or 年額15,360円(1,280円/月)
レシート撮影月30件まで無料。インボイス制度も対応。個人事業主はこれが基本 - パーソナルプラス:年払いのみ年額35,760円(2,980円/月)
電話サポート付き。本格的に事業展開する人向け

freee
- スターター:月払い1,780円 or 年額11,760円(980円/月)
確定申告書の作成・出力まで可能。基本機能は十分 - スタンダード:月払い2,980円 or 年額23,760円(1,980円/月)
消費税申告・レシート撮影枚数無制限。本業フリーランス向け - プレミアム:年払いのみ年額39,800円(3,316円/月)
電話サポート・税務調査サポート付き。高収入の個人事業主向け - 入力おまかせ:年払いのみ年額49,800円(4,150円/月)
記帳代行付き。仕訳のめんどくささから解放。61件以降は70円/件の従量課金

コスパ比較
コスパはほとんど大差ないので、使い心地や触った感じで選んだほうが良い。値段では選ばないほうが良いと思う。ただ、記帳代行プランがあるfreeeはすごい。
※値段や対応サービスも変わってくるので最新の情報を調べていだければと思います。
結論:私ならこう選ぶ
経理初心者・確定申告が不安な人は「freee」
質問形式で進められるので、迷わず確定申告が完了する。「何がわからないかもわからない」状態の人には、freeeの親切設計が心強い。
特に初めての会計、確定申告で不安があるならfreeeを選んでおけば間違いない。
経理知識がある・複数事業を持つ人は「マネーフォワードクラウド」
柔軟性が高く、自分好みにカスタマイズできる。複数の事業を持っている場合や、細かい管理をしたい人にはマネーフォワードが向いている。
私自身、事業が本格的になってからマネーフォワードに移行した。勘定科目を自由に設定できるので、事業ごとの数字管理がしやすい。
また、会計を学びたい・複式簿記に強くなりたい方がマネーフォワードから始めることも良いと思う。初めてでも慣れてくれば問題なく扱える。
迷ったら両方試す
どちらも30日間無料で試せる。実際に触ってみて、自分に合う方を選ぶのが一番確実だ。私も最初は両方使ってみて決めた。
無料期間中に解約すれば料金は一切かからないので、気軽に試してみてほしい。
よくある質問
Q. 途中で乗り換えることはできる?
A. できる。データのエクスポート・インポート機能があるので、年度途中でも乗り換え可能。ただし手間はかかるので、最初にしっかり選んだ方が良い。
Q. 青色申告にも対応している?
A. どちらも対応。青色申告決算書の作成も問題なくできる。
Q. 白色申告から青色申告に変更する場合は?
A. どちらのソフトでもスムーズに移行できる。むしろ、会計ソフトを使っていれば青色申告も簡単なので、最初から青色を選ぶことをおすすめする。
Q. 副業の確定申告にも使える?
A. 使える。副業程度の取引量なら、どちらの最安プランでも十分対応できる。
Q. Macでも使える?
A. どちらもクラウドサービスなので、Mac・Windows・スマホどの端末でも使える。
まとめ:会計ソフトで確定申告の憂鬱から解放されよう
独立したばかりの頃、確定申告の時期になると憂鬱だった。領収書の山を前に「これ、いつ整理するんだ…」と途方に暮れたこともある。
でも会計ソフトを導入してからは、日々の入力さえしておけば年度末も怖くない。むしろ「今月はこれだけ稼いだ」「この経費は想定より多かった」と数字で事業を把握できるようになり、経営判断もしやすくなった。
今すぐ始めるべき理由
- 年度途中からでも過去データを取り込める
- 早く慣れておけば確定申告時期に焦らない
- 無料期間中に操作感を確かめられる
- 日々の帳簿付けが自動化されて時間が生まれる
会計ソフトは「使い始めるのが早ければ早いほど良い」ツールだ。確定申告直前に慌てて導入するより、今から始めて慣れておく方が絶対に良い。
あなたの働き方に合った会計ソフトで、お金の管理をラクにしていこう。
この記事があなたの会計ソフト選びの参考になれば嬉しい。
まずは無料で試してみよう
freee会計【freee会計】


